スピーシー事件,そして,ばんえつ物語(+只見線)③

1 スピーシー事件
 6月17日に投稿されているスピーシー事件については,自分も主任の一人として関わり,ここまでやってきたことから非常に思い入れの強い事件です。
 受任当初は,63%にも及ぶ回収の目処が立っていたわけでもなく,やっていく中で,次々に被害回復の端緒を得たという面が強いです。
 今回の事件は,マルチ様に何階層にも組み立てられた勧誘組織を駆使して,詐欺商法が展開していった事件なので,勧誘者と被勧誘者の間に個人的なつながりも多く,弁護団へ参加した依頼者の中には,直接の勧誘者から様々な嫌がらせを受けた方も複数います。
 そのような人の中には,何度も辞退したいなど言い,諦めようとした方もいましたが,何とか頑張っていきましょうと言って,ここまで頑張ってきたということもありました。
 その人から先日,頑張って良かったという電話を受けたときは,大変な思いを強いたかなという思いがある反面,少しは役に立てたかなという思いがあります。

 勧誘者達(訴訟における被告)に中には,「自分もトータルでいうと大きな損失が出ていている。」,「自分も被害者であって,原告と同じ立場だ。」などと主張してくる者がいます。
 勧誘者の多くは,(言葉が若干不適切な面があるかもしれませんが)末端の被害者との関係では,その者を紹介したことによって,預かり金の中から数%という割合で,コミッションフィーなどと称する報酬を得ている者です。
 その被害者との関係では,その点が決定的に異なり,その点は,勧誘者らの違法性を基礎付ける大きな要素です(もちろん,勧誘者らの違法性を基礎付ける要素はそれだけにとどまりません)。

 そして,この考え方は,裁判例のおいても多く認められているところです
(当事務所HP:「当事務所が担当した裁判例」http://aoi-law.com/hanketsu.htm参照)。

 そしてこの事件,まだまだこれからです。

2 そして…ばんえつ物語(+只見線)③
 前回までは,SLを中心に,磐越西線の四季を紹介してきました。
 そりゃあ,タイトルが「ばんえつ物語」というSLの名称なので,当たり前なのですが,「SLばっかりで,おもしろくなーい」なんて声も聞こえてきそうなので,今回は,磐越西線&只見線の風景の中を走る列車の写真を紹介してみます。

 「なになに?,結局,列車かい!」

 なんて声も聞こえてきそうですが,まあそこはお許し下さい。
 今回の列車は,大自然の中を,慎ましく,そして,目立たないように走っていますから。

 まずは,磐越西線の日出谷・鹿?間,夕暮れ時に鉄橋を渡る(国鉄型の)鈍行列車です。

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普通列車 磐越西線:日出谷・鹿?間

 緑色が鮮やかな鉄橋に,蛇行する阿賀野川,周囲の山々が西日に照らされ印象的なシーンに。
 山の峠道をえっちらほっちら登って,景色を見渡せる場所からの大俯瞰撮影です。

 次は,只見線,会津桧原・会津西方間,早朝の只見川第一橋梁を渡る鈍行列車です。

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普通列車 只見線:会津桧原・会津西方間

 朝日に照らされた鉄橋を,慎ましい2両編成の列車が渡っていきます。
 早朝で木々の影が川に伸び,影と光のコントラストが。
 もう少し水量があると,鉄橋と列車が水鏡になってもっと素敵な写真になったことでしょう。
 紅葉の時期にでも再訪したいですね。
                      
 なお,只見線は,一部区間(会津川口・只見間)が,2011年7月の福島・新潟地方の豪雨で橋梁などが喪失し,現在も不通になっています。
 様々な困難があるでしょうが,いつか復活して僕等の前に現れてくれることを心から願っています。

 こんなな場所も見つけていました。
 温泉施設の裏山に林道を見つけ,そこをえっちらほっちら登り,見つけた大俯瞰(因みに温泉には入っていません(笑))。
 エメラルドグリーンの川,赤い鉄橋に木々の緑,いかにも磐越西線らしい雄大な風景です。
 列車通過時には,その姿が,水鏡となって川面に映し出される,そんな予定でした(妄想をしていました!!)。

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磐越西線:尾登・荻野間

 しかし…,
 列車通過時になんと!,突然雲が発生して太陽を隠してしまい(通称「ゲリラ雲!?」),さぁーと目の前に広がる風景を影にしてしまいました(涙…)。あ゛あ゛ぁ?!!
 その時,列車は輝きませんでした…。あと列車の通過が1分早ければ,舞台は整っていました…。
 まあ,自然相手ですからしょうがないですね。雲に助けられることもあるしね。
 そういうことで,いまいちな写真になってしまいましたので,ここでは紹介は控えます。
 
 そして,最後にばんえつ物語(結局SLかい!(笑))。

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ばんえつ物語 磐越西線:鹿?・日出谷間

 上記磐越西線の鹿?・日出谷間,緑色の鉄橋を下から撮りました。
 爆煙のSLが,真正面から日を浴びて,鉄橋を渡っていきました。

 何回かに渡ってばんえつ物語を紹介してきましたが,このあたりで最終回。
 最後に,皆さん,新潟や会津に行った場合は,是非ばんえつ物語や只見線に乗ってみて下さい。
 紹介したような素敵な自然の中を走るSLや列車に乗れば,忘れかけた日本の原風景に出会える、そんな旅になることでしょう。
 小学校の時の夏休みにタイムスリップス感じかな。
 きっと良い思い出になるはずですよ。

 おしまい。

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