全国先物取引被害問題研究会・秋田大会に参加等

1 全国先物取引被害問題研究会・秋田大会に参加
 先月のことになりますが,11月18日,19日に秋田で開催された全国先物取引被害問題研究会に所属の弁護士全員で参加しました。
 自分は全国先物取引被害研究会の執行部の一員としても,参加してきました。
 今回は,先物取引被害をはじめ,生前多くの消費者被害と闘い多くの功績を残された故津谷裕貴弁護士の地元での開催ということで,津谷先生の功績や津谷先生から今学ぶことは何かといったテーマの講演や企画が多くありました。
 「消費者事件に立ち向かう弁護士の心意気」,「豊田商事事件を端緒とした消費者事件の歴史」といったことを大先輩の弁護士が熱く語ってくれました。
 いつもは訴訟や被害回復へ向けた専門的・技術的な観点からの発表が中心ですが,今回のような熱いメッセージを聞くのも,大変有意義なものでした。
 荒井先生から津谷先生のことは折に触れて聞いてはいましたが,実は,自分は津谷先生には一度も会ったことがなく,津谷先生を知らない世代です。
 津谷先生を知ったのは,津谷先生の追悼論文集を読んだのが初めてです。
 ただ,自分のような世代にも,その心意気は十分伝りました。 

 その他にも仙台の弁護団から弁護団活動の報告がありました。
 仙台弁護団の積極的な活動や成果,そして何より仙台弁護団のチームワークがひしひしと伝わってきて,素晴らしい報告でした。
 仙台弁護団の皆さんには,自分から千葉先生,宮腰先生を通じて発表を依頼した経緯もあり,心から感謝しております。

 また,大阪の吉岡先生には,懇親会の司会を引き受けて頂きました。
 こちらも自分から直前に無理なお願いをしたにもかかわらず,快く引き受けて頂き,しかも大変盛り上げて頂きました。本当にありがとうございました。

 所内からは太田弁護士が,自身が獲得した東京地判平成28年5月23日について報告を行いました。
 この判決は,株価指数証拠金取引(くりっく株365)について説明義務違反,過当売買の勧誘等の違法性を認め,過失相殺を否定して損害賠償請求を全部認容した事例で,画期的な判決であると思います(詳しくは当事務所HP掲載の裁判例を参照してください。)。
 
 また,津田弁護士が,自身が獲得したCO2排出権取引商法等に関する裁判例(東京高判平成28年4月13日,東京地判平成27年9月18日,詳しくは当事務所HP掲載の裁判例を参照してください。)について報告を行いました。
 この判決は,海外の取引所へ取り次ぎができないのに取り次ぎをするとして勧誘等をしたこと自体が詐欺に当たるなど判断しており,汎用性の高い裁判例であると思います。
 
 その他盛りだくさんの企画でしたが,無事終えることができて,ほっとしました。
 近江先生をはじめ,尽力していただいた秋田の先生方には本当に感謝しています。

 執行部として迎える全国先物研はあと1回となりました。
 そして,次回の宮崎大会は,ブラッシュアップセミナーの講師を担当することになりました。
 最初に指名があったときは,あまりの大役に驚きましたが,精一杯頑張りたいと思います。 

2 今月の1枚

2016-12-9-1

懐かしの急行列車 豊原-白坂(東北本線)

 世間は紅葉の時期が終わり,冬にさしかかっているところですね。
 そんな初冬の風情漂う鉄橋を,昭和のにおい漂うリバイバル列車が走りました。
 川とトラス橋と列車を全部入れたいと欲張った自分は,気合の川の中から撮影。
 列車の通過時刻は早朝,この日は朝から気温が下がり,川の水が身を切るように冷たかったのをよく覚えています。

追記:12月21日

2016-12-21

特急あずさ 初狩-笹子(中央本線)

 秋を過ぎ,冬枯れの山間を,伝統の国鉄型特急列車が駆け抜けます。
 もう年の瀬ですね,猛スピードで今年の仕事に邁進する日々です。

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