最近の自分の業務の多くは裁判です。
日々業務に取り組んでいると,思うようにいくこともあれば,思うようにいかないこともあります。
また,思うようにいかなかったとまではいえないけれども,思っていた程にはいかなかったといったこともあります。
目指したのはもっと先だった,もう一歩先まで到達したかった…。
今日は,そういったことがありました。
裁判は,裁判所,相手方,そして当方,その三者がそれぞれの立場で事件に向き合うわけですから,
自分の思うようにいかないことがあるのは当然かもしれません。
もしかしたら,相手方も同じような気持ちなのかもしれません。
ただ,やはりそれは悔しいし,それで良いと自分に言い訳したくありません。
思いを込めてやってきた,でもその全ては通じなかった。
それはとても悔しいし,落ち込む気持ちも強いのが正直な思いです。
でも,それでも,人間の真価というのは,そういったときこそ問われるのかもしれません。
その事件は,これから結論が大きく変わるのか,そうはうまくいかないのか,
はたまた今以上に悪くなってしまうのか,それは分かりません。
ただ,まだこの事件には書き替えの余地があります。
そうである以上,自分ができることは人事を尽くす,そして,天命を待つ。
その後の弁護士人生に悔いを残さないためにも。
ここに,この夏一番のお気に入りの写真を載せて,気持ちを新たにさらに精進していきたいと思います。
北斗星(1レ) (左)稀府-黄金 (右)礼文-豊浦 NIKON D600 300mm F4D