岡山大会&倉敷

五反先生の前回のブログにもあったように、4月13、14日と、岡山で先物取引被害全国研究会が開催され、私も出席してきました。
まことにお聞き苦しい私の判決報告を聞いてくださったみなさま、本当にありがとうございます。

さて、今回は少し脱線して…
鉄ちゃんの五反先生とは違って私は夜汽車組ではなかったのですが、これを機会に岡山から少し足を伸ばして、ずっと行きたかった倉敷の大原美術館へ行ってきました。
想像していたよりこぢんまりしていたように感じましたが、とても素敵な美術館でした。
窓枠などの装飾も凝っており、瀟洒さと重厚感を併せ持つ内装でした。同じ明治時代に建てられた丸の内の三菱一号館美術館も私は大好きなのですが、ここもなかなかどうして、かなりぐっとくる内装です。
いわゆる近現代西洋絵画ばかりかと思っていたのですが、民芸館にはバーナード・リーチの大小さまざまな陶芸作品群などもあり、民芸にも造詣と理解の深かった二代目には感心するとともに、なんだか感謝の気持ちさえ湧いてくるようでした。
美術館の周りは美観地区になっており、古い建物が残されていて(かつ現在も使われていて)、とても趣のある地域となっていました。備前焼や倉敷ガラスの置いてある素敵なお店もあり、記念に倉敷ガラスの深い青色のミルクポットを買いました。しんしんと静かな店内で、ただの食器というにはもったいない、心を込めて作られたであろうたくさんの陶器やガラスを見て回るのは、私にとってこの上ない幸せです。
心が満たされるとはまさにこのことで、できの悪い自分の判決報告のことは忘れてすっかり上機嫌になって帰ってきたのでした。