自由と正義(日本弁護士連合会機関誌)12月号の特集「弁護士会照会制度60周年に寄せて」の中の座談会に参加させていただき,文字通り座って話をさせていただいてきました様子が掲載されています。弁護士会照会の問題についても,私,なかなか興味深い取り組みをしているんですよ。
この分野では,梅本吉彦教授のご研究が有名であるところ,梅本教授は,何度かうちの事務所に遊びにいらしていただいたこともあり,うちの事務所の弁護士は,排他的環境で独占的に最新の授業を受けることができたということがありました。いや,なかなか普通では得難い経験です。
弁護士では上杉一美先生が,何か動きがあるといつも私のことを気に掛けてくれていて,裁判例をご紹介下さったり,研究会にお誘いいただいたりしています。ありがたい限りです。
京野垂日先生は,通信の秘密との関係など面白くてためになる論稿を発表されています。このような先生方と,弁護士自治を支える制度の充実について考える機会を得るというのは,弁護士として,非常に光栄なことです。
現在,弁護士照会に関する訴訟を2件やっていますが,予想外の論点などがあって,四苦八苦しています(通常の確認の訴えにおける確認の利益と,中間確認の訴えにおける確認の利益って,異なるんですね…とか。)。