先週末、事務所の他の弁護士とともに、滋賀県の草津市で開催された第66回全国先物取引被害研究会に参加してきました。
私としては全国先物研への参加は2回目だったのであまり偉そうなことは言えないのですが、前回も今回も、この研究会での講演や各地の先生方の報告には本当に刺激を受けています。
経験豊富な先生方も若手の弁護士も、皆がほかの弁護士の事件から学び、自分の事件に生かし、これをまたほかの弁護士に伝える。まさに切磋琢磨という言葉があてはまる、とてもすがすがしい研究会だと感じます。
ある大御所の先生が懇親会の際おっしゃっていた
「研究会発足の際には、早く先物被害をなくして研究会の役目を終わらせて、早く解散したいね と話していたのですが、」
との言葉には、弁護士としてのあるべき姿を見つけたような思いでした。
知識という点でももちろんですが、全国の先生がそれぞれの土地で一生懸命がんばっておられる、そのことに刺激を受け、元気を頂き、まさに緊褌一番といった心境で、帰ってさっそく、建玉分析表をにらむのでした。(浅井淳子)
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