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平成２８年３月２日，東京地方裁判所で，株式会社コムテックスを相手方とする事件（商品先物取引事案）について，訴訟上の和解が成立しました。

当該事案では，商品先物取引の経験がない顧客に対して，約１か月半の取引期間中に１９回もの両建が行われていました。

本件は，売買により生じた損害が約５９１万円（そのうち手数料は約４４１万円）で，株式会社コムテックスが，その約７３％にあたる４３０万円を支払うという内容で和解が成立しました（第１審尋問前）。