弊所では最近、ロト6の被害相談が急増しています。
おおよその手口としては、以下のとおりです。
まず「ご当選のお知らせ」などというタイトルの電子メールが送られてきます。
メールには、ロト6の2等(あるいは3等)が当せんする番号を伝える、などとして、URLが記載されており、そのURLをクリックすると、無料登録を促すサイトが開きます。
ここで、住所、電話、メールアドレスなどを入力すると、電話がかかって来て、
当せん番号の情報を教えるので、その情報料として〇〇万円を送金するように、と言われるのです。
ロト6の当せん金額は、発売総額と当せん口数によって異なるため、その回によって異なるようですが、2等だと場合によっては数千万円、3等でも数十万円になるため、情報料が数十万円、あるいは100万円以上であっても、それだけの価値があるのかもしれないと、つい思わされてしまうのでしょう。
当せん番号が何故あらかじめ分かるのか、という点については、業者によって説明はいろいろのようですが、裏で当せん番号が分かり、その情報を当社が買っているのです・・・というような、ドキッとするような話をまことしやかに言われ、つい信じてしまうという方もおられるようです。
冷静に考えれば、そのようなことはまずあり得ないでしょうし、さらに、そんな情報がわかるようだったら、他に教えずにその業者が自分で買うと思うのですが、そこは、また何か上手な言い訳をするのかもしれません。
この手口、さらに、「お金がないなら私が立て替えておきます」→「立て替えたことが上司にばれた、クビになる」→「担当がクビにならないようにするためには〇〇万円が必要」
というような劇場型詐欺に流れることもあるようです。
明日はサマージャンボの抽せん日ですね。
宝くじも、ロトも、楽しむ、というレベルで留めておき、どうか、悪質な業者に騙されませんようご注意ください。