本日、出勤途中、道中や当事務所がある日比谷公園内で、様々なお花に出会うことができました。
特に、今年の東京の桜は早いようで、既に7分咲きといったところでしょうか。
なぜかカメラ持参での出勤でしたので撮影(笑)。そのうち何枚かを紹介します。
まずは、道中の学校の校庭に咲いていた桜です。
鮮やか白ですね。
次に日比谷公園内の桜です。
こちらも満開に近い状態です。
この日は、大学の卒業式が日比谷公会堂で行われていたようで、
袴を着た卒業生が桜の木の下で記念撮影をしていました。
カメラを持って撮影していたからでしょうか、何枚か記念撮影を頼まれました。
撮ってもらう人は、一生の記念でしょうから、一生懸命撮りましたが、うまく撮れたでしょうか。
日比谷公園内には、こんな花も咲いていました。
花便りはこれくらいにして、連載の第5回の話に移ります。
他の弁護士達が皆、業務に関するまじめな話をする中、自分だけが趣味の話をするのはどうなのかなと思う反面、やっぱり止められないのでタマネギ列車の話です。
どうかお許し下さい。
最近、先輩の弁護士から、このブログの話をされることがあります。
色々な方に見て頂いているのはうれしいことです。
見て頂いている人の中で、何か感想を持たれた方がいたら、これまでの連載でもよいのでコメントでもして下さい。
(1月8日、2月14日の続き)
常紋の146キロポスト…!
赤や黄色に染まった常紋の山々,その合間を羊腸の線路が縫うように走る…
自分が夢見ていた世界がそこには広がっていました。
山影なし,順光。
前日までは雨の予報であったのに!
至誠,天に通ず!
あとは主役の登場を待つばかり。
次に,熊が現れた時の撃退法をスマホで検索。
(auは,電波状態はよくありませんでしたが,奇跡的につながりました)
【熊対策の要点】
1 大きな音(ラジオや熊よけの鈴)を出して,人間がその場にいることを知らせる
2 熊が現れてしまったら,目をそらさないで後ずさりしてその場を離れる。
熊を睨み付けて,視線をはずさないこと。怯んだら襲われるリスクが高まる。
3 それでも熊が襲ってきたら,もう魂込めて戦うしかない。
熊の格闘時間は1分間以内。
持っている武器があればそれをも使い,全身全霊を込めて,1分間熊に立ち向かう。
熊は左利き。足を右前にして左フックを右手でガードするのが基本的防御方法(ほんまかいな)。
確認ですが,そこまでして行おうとしているのは,
「タマネギ列車の撮影」です。
10月とはいえ,山の気温は低く,用意してきたダウンを着ます。
とその時,早朝の一番列車(下り)が,山々に朝もやのかかる幻想的な風景の中を、ゆっくりゆっくりやってきました。
おー,来ちゃったよ。練習もかねて,慌ててパチリ。
それがこちら。ローカル線には似つかわしくない堂々の3両編成。
慌てたため,シャッターが遅れてしまいました。
そして,場所をあれやこれや精査,三脚をセットし,カメラの露出を調整し,主役の登場に備えます。
それにしても,北海道の山奥で,熊との決闘も辞さない覚悟で,貨物列車撮るために三脚立てて,カメラ構える姿…。
端から見ると,滑稽ですが,当の本人は真剣そのものです(笑)。
次にやってきたのは,石北本線の花形特急「オホーツク2号」(上り),網走と札幌を結びます。
聞くだけで寒くなりそうな列車ですが,常紋の山を軽快に下って行きました。後追いで。
因みに,次の写真は,その後,雲が晴れた中をやって来た普通列車の2本目。
こちらはローカル線らしい1両編成という質素なたたずまい。
やはりローカル線はこうあるべきですね(笑)。
この日の山の天気は移ろいやすく,晴れかと思えば曇り,曇りかと思えば晴れと,なかなかやっかいな天候。
それに合わせて,露出の変更,これまた滑稽な姿です。
それから1時間くらいが経過したでしょうか。
と,その時です,
「ゴゥゥーーー」……
これまでとは明らかに異なる轟音が,静寂を破り,とうとう山の麓から聞こえ始めたました…。
思わず、心の中で叫ぶ。
「タマネギ列車だ!!」…
(次回に続く…)
素頓狂な鉄道撮影旅行記も次回がいよいよ最終回,次回はとうとうタマネギ列車の登場です。